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2025/09/16 夏の風物詩

生まれ変わりたい人

2年前の2023年の夏から、息子の夏休みに合わせて一緒にラジオ体操を行っています。

NPO法人全国ラジオ体操連盟のホームページによると、
「ラジオ体操は1928年(昭和3年)に(株)かんぽ生命保険の前身である逓信省簡易保険局がさきがけとなり、国民の健康保持推進のために「国民保健体操」として制定し、普及が始まりました。」とされており、ラジオ体操は間もなく100周年を迎える歴史のある体操です。

また、1953年からは毎年7月から8月の間に「夏期巡回ラジオ体操」が行われるようになり、主催者が全国の会場を順番に巡り、各地に参加者が集まってラジオ体操を行い、その様子がNHKラジオで全国に生放送されるようになりました。そして、そのラジオでの生放送に合わせて、全国各地の自治会や町内会などの地域単位で夏休み期間中に各地の公園や学校のグラウンドなどに近隣住民を集めて自主的にラジオ体操が行われるようになりました。

夏期巡回ラジオ体操の生放送は、毎年7月下旬から8月末まで毎日行われているところ、私の所属する自治会では、7月及び8月のうち各5日間計10日間に限り、近隣住民の有志を学区の小学校に集めて皆でラジオ体操を行っています。小学生以下の子ども達は、各月の最終日にお菓子をもらえたりするので、それも参加へのモチベーションになっているように思います。

我が家の場合、夏休み期間は息子も生活リズムが乱れがちなので、それを防ぐために上記の自治会が主催する期間に限らず、夏期巡回ラジオ体操の期間中(7月下旬から8月末まで)は毎日自宅でもラジオ体操を行うようにしています。

ラジオ体操の放送は、毎朝6時半からなので、私も毎朝6時に起きるようにして、息子を起こして庭でラジオ体操をしていたのですが、息子も私もやはり次第にしんどくなり、最終的には6時半ギリギリに起きて、そのまま寝室でラジオ体操をしたり、息子に至っては、どうしても6時半に起きられず、途中から参加したり、参加できない日もあったりしました。また、嫌がる息子を無理やり起こして、機嫌を損ねて関係性が悪化することもありました。

そうこうしながらも、何とか8月末まではラジオ体操を継続し、早起きもできていたのですが、ラジオ体操が終わってしまうと、私も息子もまた不規則な生活に戻ってしまいました。

「継続は力なり」というのは本当にそのとおりでして、毎年夏に行っている早起きを1年中継続して行うようにできればどれだけ健康的で有意義な時間の使い方ができるかと思うのですが、なかなか思うようにいきません。

この自制心のなさをどうにかしたいと思い続けて早40数年、どうすれば人は生まれ変われるのでしょうか…。