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2017/08/15 夏に関する雑感

I.T

  先日ひさしぶりに体調を崩した。医者には一応風邪と診断されたが,炎天下の中を歩いた後体調が悪くなり,異常な発汗もあったので,熱中症に近い状態になってしまったことも体調不良の原因のように思われた。




  (最近は多少落ち着いているが)今年は暑い。暑い上に湿度の高さが尋常ではない。私は夏の暑さには比較的寛容(?)なのだが,今年の蒸し暑さは限度を超えているように思う。外に出た瞬間「えっこれいいの!?」と思うほど蒸し暑い日が何度もあった。この蒸し暑さが地球温暖化の影響なのかはわからないが,最近の大雨といい,やはり気候が少しずつ変化してきているのかもしれない。




  最近は熱中症対策が盛んに言われ,水分補給の重要性も認知されているが,私が学生の頃(約20年前)は熱中症に対する理解がまだほとんどなく,部活中に水を飲むことを禁止していたところも多かったように思う。私が学生時代に所属していた剣道部でも練習中に水を飲むことは禁止されており,部活中に「全財産(大した財産は持っていなかったのだが)を投げ打ってもいいから水を飲ませてくれ」と思うことが度々あった。今も昔と同じような状況だった場合,万が一何か起きたら学校の責任問題になりかねないと思うのだが,今は水を飲むことは認められているのだろうか・・・。




  クールビズの広まりに気候の変化も手伝ってか,最近はビジネスファッションもどんどんカジュアル化してきている。ビジネスバッグとしてリュックサックを使用しているビジネスマンをよく見かけるようになったし,スーツ以外の服装で仕事をしているひとも増えてきた。カジュアル化の波は弁護士業界にも及んでおり,法廷であってもノーネクタイは許容される雰囲気(というか普通)になってきているし,仕事着なのか何なのかよくわからないような格好で裁判に臨んでいる弁護士もたまに見かける(この間は法廷で,くるぶし出しスタイルの弁護士に遭遇した。某アパレルメーカーのCMに影響を受けたのだろうか。)。私が弁護士に成り立ての頃(7年前)は,まだネクタイを締めないといけない雰囲気が残っていたように思うので,隔世の感がある。




  今後は毎年この暑さに耐えないといけなくなるかもしれないと思うと夏が嫌いになりそうであるが,近い将来地球が氷河期に入る可能性を指摘する科学者もいるようである。暑さと寒さとでは人間は断然暑さの方に強いようなので(個人的な感覚としても,とことん寒いよりはとことん暑い方がまだ我慢できるような気がする。),「氷河期に入るのに比べればマシ」と考え,これからの夏を耐え忍んでいこうと思う。