2017/04/17 ー森の京都ー
turtledove
約1年前になりますが,私は,この雑記帳で「海の京都」というお題で,京都府北部,いわゆる丹後地方のことを「非常におすすめの地域です」と書きましたが,「森の京都」というのもまたおすすめです。
ところで,「森の京都」とは何ぞやということですが,これは,京都府の中丹地域,具体的には,亀岡市,南丹市,京丹波町,福知山市,綾部市および京都府右京区京北(旧京北町)のことをいいます。
「森の京都」で何がおすすめかというと,まずは食べ物です。春は山菜,夏は鮎,秋は栗や何といっても松茸(もっとも,丹波産松茸は,地元であっても,相応の値段を覚悟する必要はありますが…),冬はジビエ(猪,鹿,熊など)などが楽しめます。また,福知山市にある店の世界大会で優勝したショコラティエの手になるチョコレートなど,意外なものが楽しめたりもします。
次に,芦生の森(京大芦生研究林)などに代表される手つかずの自然が残っており,日頃ストレスが溜まっている方には,森林浴など非常におすすめです。
後は,名所として,美山かやぶきの里(茅葺き屋根の民家が集まった集落としては,岐阜県の白●郷,富山県の五●山に次ぐ日本で3番目の規模らしい)などもあり,そこでは,日本の原風景(?)を楽しめます。特に冬の時期には雪灯篭やライトアップをしており,雪が積もったとき(この地域は,冬は結構雪が降ります。)の風景は非常に幻想的であり,これはかなり感動します。
そして,やはり非常に静かで落ち着いていることです。騒がしい団体客に遭遇するようなことは1年中ほとんどありません(というより,時期によっては,静か過ぎて怖いくらいかもしれません。)。
といった「森の京都」ですが,(場所にもよりますが)京都市内から車で1時間あれば十分行けるくらいに近いので,京都に観光に行かれた際に京都市内の混雑に疲れたら(今は,何時行っても人が多過ぎて,何日か滞在していると,多分疲れると思います。),そちらに少し足を延ばしてみられるのも,また一興であるかと思います。