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2016/05/24 –海の京都–

turtledove

  以前にもこの雑記帳で書いたことがありますが,私は京都によく行きます。




  ただ,以前は,桜や紅葉の時期,GWや年末年始などの時期を外すと,そこそこの人出であったのが,今は,何時行っても人で溢れていて(週末はもちろん,平日でも),街中を移動するだけで非常に疲れますし,かなり前から予約をしておかないと,ホテルを確保できないようなこともしばしばしばです。

  そんなこんなで,最近は,最初と最後だけ京都にいて,その間は,周辺の滋賀や奈良,和歌山,三重などの地域に行っていることが多いです。




  その中でも最近マイブームになりかけているのが,京都府北部の丹後地方,最近では「海の京都」などとも呼ばれている地域です。

  どこがよいかというと,松葉蟹の時期はもちろん,それ以外の時期も食材が非常に豊富で食べ物が美味しいことだけでなく(松葉蟹の時期は,ほぼそれしか出ませんので,むしろ他の時期の方がおすすめかもしれません。),天橋立を代表格として非常に風光明媚であること(ただし,天気がよければという条件は付きますが)や歴史的,民族学的な名所旧跡も豊富であること(例えば,舞鶴の軍港跡や伊根の舟屋など)などが挙げられますが,何よりも非常に静かで落ち着いていることです。騒がしい団体客に遭遇するようなことは(,夏の海水浴場や冬に大型旅館に蟹を食べに行くでもなければ)まずありません。

  また,バス会社が運営している京都丹後鉄道という鉄道が走っていますが,その観光列車は鉄道デザインで有名な水戸岡鋭治氏の手になるものであり,また,レストラン列車や撮影スポットとして有名な由良川橋梁など,鉄道マニアにもおすすめです(私は,別に鉄道マニアというわけではありませんが)。




  また,少し足を延ばして兵庫県(但馬地方)まで行けば,天空の城ということで有名になった竹田城跡や城崎温泉などもあります。豊岡に寄って,但馬牛を食べたり,お土産に鞄を買ったりしてもよいかもしれません。




  ということで,私的には非常におすすめの地域です(決して京都府の回し者というわけではありません。)。もし興味がおありであれば,一度足を運んでみられると,また違う京都の姿が見つかるかもしれません。