弁護士法人 小野総合法律事務所 ONO SOGO LEGAL PROFESSION CORPORATION

ブログBLOG

2016/03/16 バリアフリー・プリーズ!!!

3世帯家族

私の祖母は、昨年末まで老人ホームで暮らしていましたが、本人の強い希望もあり、私たち家族と同居することになりました。




祖母は、数年前に大腿骨を骨折してからは、手を繋いで支えてあげれば10歩くらい歩けますが、基本的には車いすで生活しています。




祖母と一緒に暮らすようになってからは、「このレストランなら車いすで入れるだろうか」「トイレは車いすでも入れるだろうか」「スロープはあるだろうか」と出掛ける度に辺りを見渡すようになりました。




車いすはちょっとした段差にも引っかかってしまい、介助者がいないとなかなか一人で操縦することが難しく、バリアフリーの大切さを痛感します。




車いすで入るには狹いレストランが多く、車いすの人も行ける店が少ないので、車いす用の広い駐車場を完備した広いお店を見つけると嬉しくなります。

屋根付きの駐車場だとあらかじめ分かっていると、雨の日も安心して外出できます。




最近、「近くにあったらいいのに」と思うのが、車いすの人も一緒に入れる貸切家族風呂です。

お風呂に入れてくれるデイサービスもありますが、たまには家族で温泉とかに入れたら楽しいのではないかと思うのです。




そこで、さっそく都内のスーパー銭湯等いろいろ検索してみたのですが、なかなかなく、ようやく墨田区にある御谷湯という銭湯に「福祉家族風呂」というのを見つけました。




インターネット上の情報によると、こんなに高齢化が進んでいるにもかかわらず、東京都内で家族福祉風呂がある銭湯はここだけらしく、もっと増えたら利用者も増えるのではないかと思ったりします。




いずれにせよ、いつか祖母と一緒に御谷湯に行って、のんびり仕事を忘れて天然温泉のヒノキ風呂を堪能できたらいいな?と思う今日この頃です。