2013/11/19 「神話の崩壊」
間もなく30歳を迎えます
腹回りの肉が気になってきた。
学生時代は,特に食べ物に気をつけたことはなく,寝る前にスナック菓子を1袋食べても体重は増えなかったのに,近年,このような「太らない神話」が崩れつつある。もともと筋肉量が少なく,胸板が薄いため,脱いでみると見事に腹だけが出てしまっている状況である。これはまずい。
この原因として考えられるのは,学生時代に比べ運動量が減ったこと,年齢と共に基礎代謝が落ちたことの2つであろう。そうだとすれば対策は簡単で,運動量を増やし,基礎代謝を上げればよいようなものだが,出不精な私は,そもそも運動するために外出するということができない。なんとも情けない話である。
それでもこの状況を何とかしなければと思い,自分自身で負担を感じない程度の対策をとることにした。それが,外出したときには少しでも歩くようにすること,そして低インスリンダイエットの2つである。
前者については,休日にわざわざ外出して運動をするということはできないので,仕事で外出の予定があるときや,仕事が終わって帰宅するときは,なるべく歩くようにしている。脂肪を上手に燃焼させるためには,息切れをしない程度に少し早歩きすることがコツである。
後者は,個人的に信頼できそうと考えているダイエット法の1つである。人は,物を食べると血糖値が上がる。そうすると,血糖値を下げるために体内でインスリンが分泌されるが,インスリンが過剰に分泌されると,食べた物が脂肪として蓄積されてしまうらしい。よって,食べた物をできる限り脂肪として蓄積させないためには,インスリンを過剰に分泌させない食べ物,すなわち,血糖値が上がりにくい食べ物を選べばよいのである。言い換えれば,低インスリンダイエットとは,血糖値の上がりやすい食べ物を避けるダイエット法である。
血糖値の上がりやすさは「GI値(グリセミック・インデックス値)」という数値で表され,インターネットで検索すれば,食べ物のGI値を表でまとめているサイトがたくさん出てくる。一例をあげれば,白米よりも雑穀米のほうが,うどんよりもそばのほうが,GI値が低いそうである(ただし,GI値の低い食べ物でも,たくさん食べれば太るのは当たり前である。)。
朝バナナダイエットやもやしダイエットなど,世の中には数多のダイエット法があるが,低インスリンダイエットの効果やいかに??現在,身をもって実験中である。