2021/08/30 一テイクアウト一
turtledove
日本で新型コロナウイルス感染症が騒がれ出してからもう1年半を経過しましたが、未だ収束の兆しを見せません。それどころか、状況は、波を繰り返しつつ、深刻化の一途を辿っています。この点、海外の例を見ても、今後どれだけ接種率が上がっても、ワクチンには、接種した人間自身の発症予防や重症化予防の効果は(一定期間)あるとしても、他者に対する感染予防の効果に関しては、さほどあるわけではないとされている以上(そのことは、ワクチンの本来の意味合いからすれば、むしろ当然かと思います)、ワクチンだけで事態を完全に収束させることは、無理であり、これから新たに特効薬、それも経口のものが出てくるまで待つか、何故かいきなり新型コロナウイルスが消えてなくなることを期待するしか、ないのかなと思っています(そのことからすれば、最近、電車やバスの中でマスクを外して結構大声で会話する人達が増えたりしているように見えるのは、非常に危険な兆候と思います。ただ、これは、もちろんその人達自身にも問題はありますが、未だにワクチンを打てば人に移さないかのような誤解を与えかねない広報や報道をしている役所やマスコミにも問題がありますので、早急に是正して貰いたいところです)。
そういうことで、昨年4月に最初の緊急事態宣言が出た前後から今に至るまで、外食の回数などは、コロナ以前と比べると、明らかに減りました(とはいっても、ある程度外食することはありますが、その場合であっても、ほぼソロ活動であることに加えて、なるべく時間帯を外して客が少な目の時間帯に行くとか、目に見えて換気十分そうな店を選ぶとか、気を付けるようにはしています)。
かといって、毎食毎食、自炊というわけにもいかないので、テイクアウトを利用する回数は、非常に増えています。で、当初は、色々な店のテイクアウトを利用してみたのですが、最近は、大体5軒くらいを(1?2週間に1回ずつくらいの)ローテーションに落ち着いている感じになっています。
現在も利用している店は、やはり和食系の店が中心になりますが、その中の1軒に非常に変わった店があり、何かというと、年中、ジビエと野菜、山菜しかメニューにない店です。しかも、ジビエは、猪や鹿や鴨や熊のような普通に食べられているものだけでなく、時期によりますが、アナグマやあらいぐまやヌートリアといったかなりレアなものまでメニューに載っています。そういう意味では、非常に好き嫌いの分かれる類の店だろうとは思いますが、個人的には、こういう何かだけに特化した店というのはかなり好きです(まあ、実際のところは、その「何か」が好きか否かの問題なのでしょうが)。
なお、この店は、自宅から徒歩3分くらいのところにあり、コロナの問題が起きる前から四六時中、前の道を通っていたのですが、これまでまったくアンテナに引っ掛かってこなかった店なので、もし私にとってコロナでポジティブに考えられる何かがあるとすれば、唯一この店を見つけたことだけかもしれません(現在もテイクアウトを利用している他4軒に関しては、コロナ以前からよく食べに行っていた店なので、新規開拓したのはこの1軒だけのため)。
とはいっても、早くコロナが収束して、こういった余計なことを考えることなく外食に行きたいなあと思う今日この頃ではあります。