2023/12/18 笑う「門」には福来る
最近多趣味な人
このブログは当事務所の弁護士が持ち回りで執筆しており,月1回の頻度で更新することになっているのだが,12月に執筆順が回ってくるのは初めてのことである。
ところで,この時期になると,日本漢字能力検定協会が全国からの応募に基づいて「今年の漢字」が発表されるが,今年は「税」とのことである。過去選ばれた漢字を見てみると同じ漢字が複数回選ばれており,なんとなくパターン化しているなぁという感も拭えないが,個人的な今年の漢字は「門」である。
まず,1月に結婚し,7月にはささやかながら結婚式を挙げた。まさに夫婦生活の「門」出である。入籍した日から共同生活が始まったのだが,幸い周りには結婚経験者の諸先輩方が多くいるため,共同生活にあたっての心構えや,やるべきこと・やるべきではないこと等のノウハウを多く仕入れることができた。そのようなこともあって,今のところは,なんとかうまくやっている(はずである)。
また,今月誕生日を迎え,40歳になった。こちらは40代の「門」出である。年齢の10の位が変わるたびに人生の節目を感じ,「自分は年齢にふさわしい知識・教養が身についているか,振る舞いができているか」と自己分析してみるのだが,子供の頃に想像していた40歳とはかけ離れた自分がそこにおり,なかなか合格とはいかないかもしれない。「不惑」というが,今日の夜何を食べようかも決められない日々が続いている。
最後に,実家の建物の築年数が古くなったため,このたび建替えを行うこととなった。現在建築中であり,来年2月に完成予定なのでやや強引ではあるが,当家の新たな「門」出といえよう。仕事の関係上,不動産関係の業種の方々と接する機会が多いが,自分で家を建てるという経験が仕事にも活かされているし,相談時に受領する建物の図面等をみる目も変わったような気がする。 さて,今年もあと約2週間である。目先のことで精一杯で,来年の展望などはまだ立てられずにいるが,自分やこの雑記帳の読者の皆様にとってよい年が訪れるよう祈りたい。来年も(は)笑って過ごせますよう,皆様よいお年を