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2016/11/17 「流行語」

ジャネーの法則

2016年も気づくと年末である。



さて,年末になると,恒例イベントがいくつかあると思うが,「流行語大賞」の決定もその一つだと思う。



個人的には,「流行語」というならば,汎用性が高く,日常的な場面でよく使った言葉を選ぶべきではないかと昔から思っているが(その意味では,2013年の「倍返しだ」や「今でしょ!」は正しい受賞と思われる),実際にはニュースで多く取り上げられた言葉が受賞しているように感じる。



ちなみに,昨年の流行語大賞は「トリプルスリー」であるが,正直トリプルスリーという言葉を使って会話した記憶が全くないので,個人的には納得のいかない部分もある。




そんなわけで今年の流行語大賞についても,「あぁそれはよく使ったなぁ」という言葉が入っているか期待が高まるところであるが,現時点でノミネートされている流行語大賞については,次のとおりとのことである。




アスリートファースト/新しい判断/歩きスマホ/EU離脱/AI/おそ松さん/神ってる/君の名は。/くまモン頑張れ絵/ゲス不倫/斎藤さんだぞ/ジカ熱/シン・ゴジラ/SMAP解散/聖地巡礼/センテンススプリング/タカマツペア/都民ファースト/トランプ現象/パナマ文書/びっくりぽん/文春砲/PPAP/保育園落ちた日本死ね/(僕の)アモーレ/ポケモンGO/マイナス金利/民泊/盛り土/レガシー




・・・日常的に使った言葉がない。都合よく,使い勝手のよい言葉が毎年でるわけでもないので,いたしかたない側面もあるとは思うが・・・。




また,毎年のことだが,流行していないのに,数合わせのためにノミネートしていないかと思えるものもある(保育園落ちた日本死ねにいたっては,誰の発言かもわからないし,くまモンは昔からいるではないかという印象である。)。




まぁ,後者の批判については,実際は私が時代に取り残されているというのが正しく,文句をいえば言っただけ時代遅れを晒す危険性があるので,これ以上は差し控えるが・・・。




年をとるごとにワイドショーネタにうとくなりつつあるが,来年は流行語大賞を見たときに,全部とはいかないものの,概ね合点がいくぐらいには,流行についていきたいなぁと思う今日この頃である。