人様に自慢できるような知識も経験もなく、「趣味」というのもおこがましいので、この雑記帳での話題に取り上げるのもはばかられる話なのですが、私は、「旅行」が好きです。

旅行が好きと言っても、海外旅行は、大学の卒業旅行や新婚旅行など節目の機会に数えるほど行っただけですので、対象は基本的に国内旅行です。

元々父親が温泉好きだったので、子どものころからよく温泉旅行に連れていってもらっていたのですが、大学生になってから友人と箱根、熱海、房総、伊豆といった東京近郊の観光地に旅行に行くようになり、法科大学院に進んでからは受験勉強の息抜きと称して、夏休みで地方に帰省中の友人、大学を卒業して地方に就職した友人、先に司法試験に合格して地方で実務修習をしていた友人などを訪ねて、大阪、京都、三重、青森、島根、香川、徳島などにも行きました。

司法試験に合格してからは、実務修習地である秋田県内の観光地は概ね制覇し、青森県、岩手県、宮城県にも足を延ばしました。

こうして考えると、「趣味」とまで言うつもりはないのですが、結構色々なところ（と言ってもベタなところばかりですが。）へ旅行をしているとは思います。しかし、とても残念なのは、一つ一つの旅行はとても楽しく思い出深いものであったことは間違いないのですが、時間が経つにつれて、いつどこに行ったのかという記憶が（何となくは覚えているものの）徐々に薄れてしまっていることです。

写真を撮って整理して保管するなり、旅行日記をつけるなりすればいいのでしょうが、そういうことをするのも苦手ですし、その時々の旅行を楽しめばそれでいいのかななどと思うことにしています。こんな感じなので、「趣味」と言ってはいけないのだと思っています。

３年前に結婚をしてからも、近場だったり、相変わらずベタな場所だったりしますが、年に２回は家族で国内旅行に行っています。

せめて結婚後の旅行先位はメモに残しておこうかなと今この雑記帳の記事を書きながら思った次第です。