少し前の日曜日に，私が弁護人を務めている被疑者の方に会うため，都内の警察署を訪ねた時のことです（弁護人であれば，休日であっても面会ができます。）。

私は，いつものように，受付の方に，「弁護士の?ですが，?さんと接見をお願いします。」と伝えました。

すると，受付の方から，怪訝そうな顔で「えっ，弁護士！？」というリアクションが返ってきてしまいました。

いつもであれば，すぐに担当（留置係）の方に連絡を取ってくれることが多いのですが，この日は少し違いました。

この日はカジュアルな私服を着て警察署に行ったことが原因なのでしょうか。全くと言っていいほど弁護士には見えなかったようです。

結局は，弁護士バッジを見せて取り次いでもらえたのですが，やはり見た目は何事においても大切ということなのでしょうか。

「人は見た目が９割」という本が話題になったこともありますね（ちなみに私は読んだことがありません。）。

とりとめもない話になってしまいましたが，「弁護士らしさ」を身につけたいと思った日曜日でした。