2016/06/16 ふるさと納税
お得に節税
昨年、初めてふるさと納税をしました。
それまでにも何度かふるさと納税をしてみようと思ったことはあったのですが、昨年の秋、突然、親から出身地のふるさと納税のパンフレットが送られてきて、地元にふるさと納税をしろという無言の圧力を受けて、初めてのふるさと納税に至ったのでした。
そして、地元にふるさと納税をしたのを皮切りに、各地に控除を受けられる上限額までふるさと納税を行いました。
ご存じの方も多いと思いますが、ふるさと納税とは、「納税」という名がついていますが、都道府県、市区町村への「寄附」です。自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となり、所得税及び住民税から控除を受けられます。
控除を受けるには原則として確定申告をする必要がありますが、本来確定申告を行う必要がない給与所得者については、ふるさと納税を行う際にあらかじめ申請することで確定申告が不要になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」があります(適用を受けられるのは、ふるさと納税を行う自治体の数が5団体以内である場合に限られます)。
自治体の多くは、ふるさと納税をしてくれた人にお礼の品を贈るサービスをしているので、そういう自治体に寄付をしてお礼の品をもらうと、自己負担額の2,000円は簡単に元が取れます。
お礼の品も、各自治体の特産品(肉、米、魚介、果物、お酒など)や、その自治体が有する観光地で使用できるクーポン(温泉地での宿泊費に充てられるクーポン、美術館や遊園地への入場料分のクーポン)など、多様なものがあります。
変わった例では、電動自転車なんていうのもありました。
インターネットの検索ページで、「ふるさと納税」と入力すると、多数の自治体が参加したポータルサイトがいくつかヒットします。
そのサイトを利用すると、もらえるお礼の品から自治体を検索できたり、自分の控除を受けられる上限額を調べられたり、とても簡単・手軽にふるさと納税ができますので、お勧めです。
私自身、今年はどこにふるさと納税をしようか、楽しみながら(お礼の品を吟味しながら)検討中です。