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2014/12/17 アイスクリームと法律

サンタさん,アイスクリームスプーンください。

冬本番。
寒くなってくると,アツアツのおでんや,ホカホカの肉まんが恋しくなってきます。
でも,なぜか惹かれるのがアイスクリーム。
こたつでぬくぬくしながら,濃厚なアイスを食べるのは至福のひと時ですよね。


ところで,アイスクリームの賞味期限がどれくらいか,知っていますか?


「アイスクリームの原料になっている牛乳は,買ってからせいぜい1週間,卵も2,3週間で賞味期限が切れてしまうし…。そうすると,アイスクリームの賞味期限も2,3か月ってとこかしら?」


「いやいや,冷凍されてるし,そんなに早く悪くならないでしょう。
でも,さすがに,冷凍庫の奥から去年のアイスが出てきたら食べるの躊躇するよな…とすると,1年はもたないってことだろうな。」


…などなど,色々な意見が聞こえてきそうですが,
実は,「賞味期限がない」が正解です。


アイスクリームは,通常ー18度以下で保存されるので,保存中の変化は極めてわずかであり,人の健康を損なうような危害の発生は考えられないことなどが理由のようです。


そして,実は,アイスクリームに賞味期限がないことは,食品衛生法第19条第1項に基づく乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)の第7条第6項で,きちんと定められているんですよ。


乳等省令を詳しく見てみると,アイスクリーム,アイスミルク,ラクトアイス,氷菓の成分規格や,アイスクリームの製造方法の基準などが詳しく規定されていて,なかなか面白いです。これを読めば,アイスクリーム博士になれるかも?


でも,こたつアイスの最中に隣でうんちく語られたら,至福の時間が台無しかもしれませんね…。