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2022/12/15 信じるか信じないかはあなた次第

陰謀論者ではありません

 先日皆既月食を見た。皆既月食と惑星食が同時に見られるのは約440年ぶりとのことであったが、このような天体に関する現象やニュースを見るとふと思い出すことがある。

 それは私が中学1年のときの宿泊行事の際に起こった。そのとき私は宿泊行事のために訪れた山間部にある宿泊施設内の一室で、十数人のクラスメイトとともに夕食前の自由時間を過ごしていたのだが、友人たちと談笑していると突然、クラスメイトの数人が窓の外を見て「なんやあれ」などと言って騒ぎ始めた。何事かと私も窓の外に目をやると、発光体(複数あったと記憶している。)が空に浮かんでおり、それが時折高速で空中を移動している。今まで見たことがなく、また人工物とは到底思えない発光体の動きに私は「これはUFOに間違いない!!」と興奮した。その発光体は少しずつ色を変えながら、まるで私たち人間に見せつけるかのように(?)空中を移動し、そのたびに私たちは驚きの声を上げた。

 この種の話は短時間の出来事とされることが多いように思うが、その発光体は全く消える気配がなく飛び続けたため、しばらくするとクラスメイトたちは飽きてしまい、やがて観察しているのは私だけになってしまった。私は「これはすごい!」と一人興奮し、食い入るようにその発光体を観察し続けたのだが、観察し始めてから数十分が経過した頃だろうか、さらに目を疑うような光景が繰り広げられた。突然その発光体が形を変え、レーザービームのような光を照射しながら、自らの存在を誇示するかのようにクルクルと回転し始めたのである。興奮していた私もCGのようなその光景にドン引きし、空恐ろしくなってその場を離れたのだが、直後の夕食の場でもあれほど盛り上がった発光体のことが話題になることはなく、その後もなぜかクラスメイトたちとその発光体について話をすることはなかった(今考えても不思議である。)。

 このような体験をしたのは後にも先にもこのときだけなのだが、この出来事は私の中で強烈な体験として記憶に刻まれており、人知を超えた存在の可能性を想起させてどこか私を謙虚にさせる出来事となっている。

 一昔前は地球外知的生命体の存在を信じているなどと言うと奇異の目で見られていたように思うが、著名な科学者が地球外知的生命体の存在について言及したり、NASAがUFOの調査チームを立ち上げるなど、最近は「宇宙は広いんだから宇宙人がいてもおかしくないでしょうよ」的な考えを持つひとが増えているように思う。 最近になってアメリカがUFO関連の情報を提供し始めたのは、地球人を宇宙人の存在に慣れさせるためといった説まであり、自分が生きている間にパラダイムを一変させるような事実が公表されるかもしれないと密かに楽しみにしている(実際に公表された場合には衝撃的過ぎて楽しむどころではないと思うが)。