2017/12/18 僕をスキーに連れてって
新幹線で行きます
いよいよ本格的な冬も到来し,北海道や東北などでは雪の予報がなされるようになりました。私は九州の出身なので,生まれてこの方40数年間,ウィンタースポーツには無縁でしたが,冬のオリンピックを見たこともあってか,昨年,ふとスキーに行ってみようと思い立ちました。私の急な思いつきに気の進まない4歳の息子を引き連れ,雪遊びができるからとなだめつつ,人生2度目のスキーに出かけました(ちなみに初めてスキーをしたのは高校生の修学旅行です。)。
案の定,息子はスキーには眼中にはなかったものの,雪遊びには興じてくれ,これはこれで良かったのですが,折角お金と時間をかけて出かけているのにもったいないと思い,息子に,インストラクターにマンツーマンで教えてもらうので始めてみないかと勧めたところ,渋々了承してくれました。その年,3回目のスキーで,3月上旬,スキーシーズンも終わりを迎えるころでした。
ところが,インストラクターが若くて優しい女性であったからか,息子にスキーが合っていたのか,ものの30分もしないうちに,ボーゲンの形ではあるものの滑る停まるができるようになってしまいました。息子は,これに気をよくしたのか,その日は一日中滑り続け,あっという間にスキーを好きになってしまったようでした。
それからというもの,休みのたびに何処に行きたいかを聞くと季節を問わず,スキーに行きたいというようになり,今年の1月に行った際などは,手袋も凍り付くような極寒の状況でも,インストラクター(このときはベテランの男性でしたが)の教えを聞いて,レッスン後も自主練習するなどの熱心さで,前身汗だくで滑り続け,こちらが驚くくらい没頭しておりました。
今シーズンになってもスキー熱は覚めやらぬようで,テレビCMでスキーの映像が流れるたびに,スキーに連れて行くことをせがまれていますが,実は,私自身は,自分のスキー技術が未熟すぎで全く上手くないこともあり,年々気乗りしなくなっていることも事実なのです。とはいえ,変に焚きつけてしまった責任は取らないといけません。そうなると,私ももっと練習して上手くなるより外にありませんが,ここは雪国ではないので,いかんせん,スキーは時間とお金がかかってしまうのだよ,息子よ・・・
JR東日本では,沿線にスキー場を抱えていることもあり,毎年のCMも力が入っています。今年はなんと,あの原田知世の「私をスキーに連れてって」を利用したCMです。原田知世ファンとしては,知世さんにそう言われれば,息子であろうと連れて行かなければならないと何故か思ってしまうのは不思議なところです。今年も息子をスキーに連れて行こう。