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2020/04/15 右か,左か

サイドマウンテン

私は,左利きである。





ただし,幼少期に両親から,ペンについては右手で持つように直された。このような経験は左利きの人には多いと思われ,いわば「隠れ左利き」の人が日本には相当数いると思われる。

直される理由の1つとしては,日本語の文字のとめ・はねが右手で書きやすいようにできており,字をきれいに書けるようになるためということが挙げられる。実際,私の両親も,同様の理由から直したと言っている。





ところで,ペンを持つ手を直されると,それに伴ってか他の作業も右手で行うようになるらしく,現在,私は多くの作業を右手で行っている。例えば,物を投げたり,ボールを蹴ったりするのは右手(足)だし,はさみや包丁を使うのも右手である。これらの作業は,もはや左手ではやりにくくすらある。





他方で,右に直っていないものもあり,代表的なものが箸である。箸については,そもそも両親から直されなかったので,今も左手で持っており,スプーンやフォークについても同様に左手である。もっとも,スプーンですくう作業は右手でもできるので,その結果,左手に持った箸でラーメンを食べながら,右手に持ったスプーン(レンゲ)でチャーハンを食べるという「半チャンラーメン左右同時食い」という妙技を使えるようになった(空腹が頂点に達したときには大変重宝する技である)。

このほかに左手を使っているものとしては,体や食器を洗うときのスポンジ,ドライヤー,歯ブラシなどである。駅の自動改札機についても左のほうがやりやすい。今ではあまり行わないが,改札機に切符を入れる作業も,右手だとなかなか照準が定まらず左手でやっていたが,この点は右利きの人に驚かれることが多い。





仕事に関係するところでいうと,クリアファイルの使い方も通常とは逆である。右利きの人は,右手でクリアファイルに書類を入れるため,開け口も右側にくることになるが,私はクリアファイルに書類を入れる作業は左手のほうがやりやすいので,開け口は左側になる。この点は,かなり前に秘書から指摘されてはじめて気付いたのであるが,左利きの名残がこんなところにも存在していたのかと驚くと同時に,書類のやり取りについて,お互いに若干のやりづらさを抱えながら仕事をしていたことを自覚したものである(今思えば,秘書からクリアファイル入りの書類を手渡された際,開け口が右側であることになんとなく違和感を覚えていたのだと思う)。





このように,自分の中で右利きと左利きが混在しているわけであるが,あるとき,どういった系統の作業についてはどちらの手で行うのがやりやすいのか,なにか法則があるのではないかと気にしてみたことがあった。

しかし,色々考えてみるも,結局なんらの法則性も見出せず,自分でも自分のことがよくわかっていないということだけがわかった次第である。