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2017/06/19 庭の開墾日記・・・ドクダミ駆除作戦

KT

昨年の冬に空き家に引っ越した。

建物はそれなりに管理されていたものの,庭は荒れ放題であり,
枯れ草や倒れた木が積み重なって土がほとんど見えない状態であった。

どこから手を付けたらよいのか分からず,しばらくそのまま放置していたところ,
春になって庭一面ドクダミ畑になってしまった。




ドクダミといえばお茶が有名である。

素晴らしいデットックス効果があるということであり,私もニキビに悩んだ10代の頃は有り難がってせっせと茶葉を買ってきて飲んでいたっけなあ…。

しかし,びっしりと庭を占拠する奴らには,有り難さなどみじんも感じられない。




「この荒れ果てた庭を菜園にしょう!」と決意し,ドクダミの駆除作戦を実施することにした。

まず,作戦1。地上部を手で引きちぎってみた。

しかし,この作戦は見事に失敗に終わった。

4日後には目が新しい芽が生えてきて,10日後には元通りである。

奴らは地下茎によって繁殖するため,地上部を刈っても全くもって無駄ということらしい。




そこで,作戦2。庭全体を掘り返し,地下茎を手で取り除いた。

この作戦は成功したかに思えたが,2週間ほどすると新しい芽が生えてきてしまった。

なんと奴らは,ちぎれた根っこのかけらが数センチでも残っていると,そこから再生するらしいのだ。恐ろしい生命力!




これを踏まえて,作戦3。掘り返した土を振るいにかけて根っこのかけらを徹底的に取り除いた。そして,なんとか,野菜の苗を植えるところまで行き着くことができたのである。




3月から5月まで2か月以上に亘った奴らとの闘いは無事に幕を閉じたかのように思えたのであるが,作戦3の決行から1か月半が経ち,根絶したはずの奴らが畑の畝からピョコピョコと頭を出し始めた。おそらく,作戦3にも耐え抜いた根っこのかけら達だろう。野菜の苗が植わっていて掘り返されないのをいいことに,奴らは今,確実に勢力を拡大中である。




ああ,この戦いに終わりは訪れるのだろうか…。