2022/08/16 映画鑑賞の今昔
6回鑑賞すると1回無料になる特典目当てに某映画館の会員になりました
息子が6歳を過ぎた2年ほど前から、一緒に映画を観る機会が増えた。
映画といっても、これまで観てきたものは、「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「おしりたんてい」「鬼滅の刃」「ボス・ベイビー」とアニメ映画ばかりであったが、先日初めて、実写映画の「ゴーストブックおばけずかん」を観て、息子の成長を感じたところである。
さて、私は決して映画好きというわけではないが、全く映画を観てこなかったわけでもない。
小学生のころは、毎年夏休みの「ドラえもん」や「ドラゴンボール」を観に行くのを楽しみにしていたし、中学生以降は、友達などと時折映画を観に行くのが一つのイベントとなっていて、その時々の話題作を、人並以下ではあるが観賞はしてきたと思う。
ところが、大学を卒業した20年ほど前から、何かと映画を観る機会が少なくなった。そこから約20年を経ての近年の映画鑑賞の復活であり、映画鑑賞の仕組みも大分様変わりしたと思う。
昔は、映画館といえば、それ自体独立した建物であることが多かった気がするが、最近は、ショッピングモールや商業ビルの一角にテナントとして入居する映画館が主流のように思う。
また、最近は、事前にインターネットでチケットを購入することも可能であり、空席状況を見て座席の指定までできるので大変便利ではあるが、指定された上映時間の指定された席でしか観賞することができない。
他方で、昔は、全席自由席で、上映時間の指定もなかったと記憶しており、観たい映画の上映途中で入館し、一旦終了してからそのまま同じ映画の次の上映回を最初から観たり、さらには同じ映画を最初から最後まで続けて2回連続で観たりするとことも可能であったと思う(もちろん、そのような鑑賞方法は違反であると思われ、私自身もそのようなことをした記憶はない。)。
ところで、冒頭にあるとおり、私が映画を観る機会が増えたのは、日本がコロナ禍に突入した最初の年(2020年)である。
最初の緊急事態宣言のころは、人気作品が公開延期となったり、映画館そのものが休館したりしていたが、同年の夏ごろには、ほぼ通常どおりの映画鑑賞が可能になったと記憶している。そのころは、密を避けるために座席が一席おきに使用されていて、隣の席に人が座ることがなかったので、むしろ、広く快適に映画鑑賞をすることができていた。 また、映画館は、密室であるが、意外にも換気に優れた施設とのことであり、入館時の検温や手指の消毒も徹底されているので、あくまで個人的な見解ではあるが、このコロナ禍でも安心して利用できる施設の一つだと思っている。