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2024/03/29 現地観戦のすすめ

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先日、両国国技館でボクシングの世界戦を初めて現地観戦してきました。

バンダム級に転向し、3階級制覇に挑んだ中谷潤人、スーパーフライ級で史上最速の4階級制覇に挑んだ田中恒成、2階級4団体統一をした井上尚弥の弟でバンダム級チャンピオンの井上拓真の3つの世界戦が行われました。

ここで、バンダム級で2つも世界戦があるのはなぜかと疑問を持つ方もいると思いますので補足しますと、現在ボクシング界にはWBA、WBC、IBF、WBOの4つの主要世界団体があり、各階級(体重ごとに階級が設定されています)について最大で4人のチャンピオンが存在し得るということになります。

井上尚弥は、バンダム級とスーパーバンダム級の2階級において、4つの団体全てでチャンピオンとなり、これを成し遂げたのは史上2人目であるため、最強のボクサーとしてこれだけ注目されるという訳です。

私自身は、井上尚弥や井岡一翔といった有名なチャンピオンの試合をテレビや配信で観戦する程度で、ボクシングについて特に詳しくもなかったのですが、現地での観戦は素人目線ながらも激しいパンチの応酬やダウンシーンなど臨場感にあふれたもので、お供のビールとともにとても楽しめました。

特に、井上拓真が相手をノックアウトしたシーンは兄と比較され続けてプレッシャーもあり、相手も強敵とのことで苦戦するという前評判の中での勝利だったのでとても感動的でした。

観戦後にはせっかく両国まで来たということで、ちゃんこ鍋も堪能し、ボクシングのみならず相撲の雰囲気も感じることができました。

最近では、ファイトマネーや放映権の高騰からテレビ局の予算での対応が難しく、ボクシングにとどまらずスポーツ全般において映像配信サービスでの中継が主流となっているため、もしかするとライトなファンは減ってしまっているのかもしれないですが、現地でスポーツ観戦に夢中になることの素晴らしさを再確認しました。

5月に行われる東京ドームでの井上尚弥の防衛戦のチケットも当選したので、こちらも現地で観戦してきます。皆様も現地ならではの興奮を感じ、これを肴にビールを楽しみつつ、観戦してみてはいかがでしょうか。