2023/10/03 賑わうのはよいのだけれども
麵の道は鉄の道に通ず
銀座界隈の賑わいが戻っている。中でも外国人観光客の戻りは顕著で(中国人の団体客は見ないが)、コロナ禍前を上回っているのではないかとも感じられる。全面的な円安による影響も大きいとは思うが、他にも銀座界隈のホテルが随分と増えたことも影響しているのではないかと思う。
そんな外国人観光客に人気なのが、以外にも「立ち食いそば」だ。
銀座界隈の立ち食いそば屋といえば、KMRそば、YD太郎、YSそば、YMDそば、KMや、MGMや、俺のDSあたりだろうが、中でも歌舞伎座裏のKMRそばは、いつ行ってもキャリーケースを引いている外国人観光客がいる。人気の理由はよく分からないが、ラーメンやうどんに代表されるように日本の麵料理が人気、天ぷらが食べられる、安い、といったところだろうか。
立ち食いそば屋の特徴は各店各様だ。KMRそばやYD太郎はさすがに大手チェーンであり、安定の品質が特徴で、メニューも豊富だ。そして両店は、女性スタッフがいる(あるいは多い)のも特徴であり、店に清潔感や入りやすさをもたらしていると感じる。わが事務所的には、YMDそばを推さなければならないところだが、同店は、自社牧場で採れた野菜、山菜等を使用していることや、化学調味料無添加が特徴的であり、また、インド風のスパイスカレーを提供しているところも特徴的だ(昔は値段も安くコスパもよかったのですが…)。YSそばは、少し甘めのつゆと典型的な天ぷらの安定感が特徴的といえよう。KMやの人気も根強い。少々変わり種はMGMやだが、ここはそばにこだわりがあり、そば好きが足しげく通う。俺のDSは、もはやそばというよりラーメン(ラーメン的なそば?)といった感じだ。
歌舞伎座裏のKMRそばには、食券機の上に英語メニューが一枚乗っかっているだけであり、店員が英語を話しているのを聞いたことがない。YMDそばは、店員が片言の英語で対応しているのを聞いて少し驚いた(そんなイメージがなかっただけに)。 せっかく外国人観光客に人気なのだから、もう少し利用しやすくしてはどうかとも思う。ただしそうなると、普段使いの私のような者は混みあって困ることにはなるのだが…。