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2021/04/15 辛手道場

サイドマウンテン

  新型コロナウイルスの影響は,裁判手続きのIT化を促進させています。代表的なものがいわゆる「ウエブ期日」と言われるもので,一部の裁判所ではありますが,ウエブ会議用のPCソフトウエアを用いて,事務所にいながら訴訟手続きが進められるようになりました。このほか,コロナ禍以前から,当事者が遠方にいる場合は,当事者の一方が裁判所に出頭し,他方が電話で期日を行う「電話会議期日」が行われておりましたが,最近では感染リスクを抑えるため,遠方でなくても電話会議期日が行われるようになりました。



  さて,ここからが本題なのですが,このようなウエブ期日や電話会議期日は,事務所にいながら訴訟手続きを進められるため,移動時間を省くことができるというメリットがある反面,出先の裁判所周辺でランチが食べられなくなるという個人的には無視できないデメリットがあります。



  私は「蒙古タンメン中本」というラーメン屋が大好きで,よく通っています。同店は,いわゆる激辛ラーメンを提供する店として,テレビ等でも頻繁に紹介されていますので,ご存知の方もいるかもしれません。

  そして「蒙古タンメン中本」は,都合よく裁判所がある場所に店舗展開してくれています。思いつくままあげれば,東京地裁立川支部,町田簡裁,東京簡裁墨田出張所,千葉地裁,横浜地裁川崎支部,さいたま地裁川越支部には,裁判所の最寄り駅に店舗があります。このほか,横浜地裁,さいたま地裁及び同越谷支部については,裁判所の最寄り駅には店舗はありませんが,それぞれ横浜駅,御徒町駅及び草加駅で途中下車することによって,店舗を訪れることが可能です。



  「蒙古タンメン中本」の魅力は,なんといっても「辛いけど,旨い」ということと,「飽きさせない豊富なメニューがあること」だと思います。また,メニューによっては作り手によって味が変わることも無視できません(いわゆる「都度調理」モノがそれです)。

  もともと私は激辛料理がさほど得意ではありませんでしたし,今でも単純に唐辛子をたくさん入れただけのものは食べられませんが,同店は別格といえます。

  数年前に地元の友人に連れられて,看板メニューである「蒙古タンメン」を食べたところ,意外と美味しく食べられることが判明し,当初はたまに通う程度だったものが,今では美味しさに目覚めてしまい,頻繁に通うようになりました。500円で1ポイント(端数切捨て)付与されるポイントが,本日時点で180ポイント貯まっているといえば,私の熱中度合いが分かると思います。



  ちなみに,現在の私が最も気に入っているメニューは(ほとんどの人はどんなメニューかわからないと思いますが)「北極やさい・やさい大盛・麺超カタ」ですが,ご飯ものを食べたいときは「特製樺太丼・辛さ2倍・ネギトッピング」などを注文します。

  さらに,同店は店舗ごとに毎月の限定メニューを提供しており,毎月1日にホームページ上でアナウンスされるのですが,これもまた楽しみのひとつで「今月はあの店舗で,あのメニューが食べられる」と思うと,その場所にいく用事がないかスケジュールを確認したりするものです。

  このほかにもまだまだ語りたいことはあるのですが,ここらへんで止めておくこととします・・・。



  冒頭で述べたようなウエブ期日や電話会議期日は,私から「蒙古タンメン中本」の店舗にいく機会を奪ってしまいました。このような面からも,早くコロナ禍がおさまることを願ってやみません。