2022/04/28 道具を大事にするということ
要は,春眠暁を覚えず,というお話し
一流の人間は,道具を大事にすると申します。私なぞは,あらゆる側面で半端者で,一流からは程遠い人間ではありますが,やはり,道具は大事にした方がいいよね,ということを最近感じております。
そう思ったきっかけは残念ながら仕事ではなく,趣味の関係なのですが。私,楽器演奏を趣味にしておりまして,ややマイナーですがチューバという大きな金管楽器を演奏します。学生の時分からやっていますが,やはり,社会人になりますと練習する時間はなかなかとれなくなりますから,なかなか,かつてのようにはいかないなと(元々,下手の横好きではあるのですが)感じていたところ,今般楽器にトラブルが起き(楽器を落として壊れた),楽器屋さんに修理をお願いしました。この時,リペアの担当の方から,思ってもいない箇所の不具合を指摘されまして,おそらくそれは今回の落下事故とは関係がなく,何年も前からあった不具合だったのですが,であれば,とついでに直してもらったところ,返ってきた楽器を吹いてびっくり,えらく演奏がしやすくなっているのです。これまで,上手くできないのは偏に技量の問題である,と思っていたのですが,やはり道具も大事にしなければならない!と強く感じた出来事でした。
さて,これを仕事に置き換えて,弁護士の仕事道具とは?となると,何でしょう,六法全書?でもこれ,毎年買い替えるし,大事にというのもなぁ…PC?筆記用具?と考えてみて,結局は自身そのものが一番大事な道具でないか,という風に思うに至りました。要は,身体を大事にしなければならない,ということです。なんとも面白みのないお話しではありますが,睡眠を確りとることを身体が求めている時期でもあります。体をいたわりながら,日々仕事に励んでいきたいと思う今日この頃です。