弁護士法人 小野総合法律事務所 ONO SOGO LEGAL PROFESSION CORPORATION

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2016/04/15 革新的なこと

今夜はゆったりとチルアウト

  最近、いわゆる定額制の音楽配信サービスを利用しています。

  私が利用しているのはアップルミュージック。1か月980円の利用料で聴き放題。

  あらかじめ自分の好きなジャンルを登録しておくと、そのジャンルの様々な楽曲やアルバムをお勧めしてくれます。もちろん、ジャンルを問わず検索することも可能です。

  様々なテーマで楽曲を集めたプレイリストも楽しい。「週末ドライブのサウンドトラック」とか「スムースジャズの創始者たち」とか「ディナー前のロマンチックな音楽」とか「ダフトパンクvsLCDサウンドシステム」とか「ヒップホップで熱くワークアウト」とか「運命のキスを演出するR&B」とか…。

  パソコンでもアイフォンでも利用することができ、アイフォンの場合、楽曲をダウンロードしてしまえばオフラインで再生可能で、聴く度に通信料がかかることもありません。




  私は音楽がなくては生きていけないタイプの人間で、人生の最大の喜びの一つは、何度も繰り返して聴きたくなるような曲に新しく出会うこと。死ぬまでの間に、そういう曲を一つでも多く知りたいと願ってやまない自分にとって、音楽との出会いの可能性を広げてくれるこのサービスは、大げさかもしれませんが、正に夢のようなツールです。

  私が学生の頃は、CD代を節約したり、買ったCDが大して気に入らないといったことを避けるために、なるべく人から借りる、中古CD屋で買う、視聴コーナーで聴いてから買う等々、涙ぐましい努力をしました。それが今や、いってみれば学生時代にやっていたのと同じことが、アップルミュージックを使って、手のひらに乗るちっぽけな端末で出来るのですから、隔世の感どころの話じゃありません。
まあ、そう思うのも自分が古い人間だからで、そう遠くない将来に、「CDって何?」という人が大多数を占める世の中になるのでしょうが。




  さて、すごい世の中になったなぁ…と感心したついでに、音楽の世界で起こっているのと同じような革新的な出来事が、今後、法曹界や、あるいは弁護士の世界でも起こることがあるのだろうか、なんてことを考えたりもします。

  この保守的な世界で、今まで誰も考えなかったことや、許されてこなかったことが、当り前のように行われるようになって、しかもそれが法曹界以外の人々からも受け入れられ、喜ばれる、そんなことが起こったら素敵なんですが…。